宗家三世 ごあいさつ

日本壮心流のHPをご覧いただき有り難うございます。

いま吟剣詩舞道界の人口は、少しずつ減少しているというのが実情です。
そんな現況の中で、日本壮心流は何とかしなければと他ジャンルの方とのコラボなど、いろんな事にチャレンジしてあがいています。

このHPをご覧いただいた皆様に、ほんの少しでも剣詩舞に興味を抱いてもらえたら…
そして「こんな剣舞があったらもっと面白くなるんじゃない?」みたいな斬新な意見をもらえたら…

私自身も普段、ふとした思いつきから企画・演出・振付をしちゃってます。
“感動”はもちろん“笑い”も含んだ剣詩舞を追及している日本壮心流。

ぜひとも宜しくお願い申し上げます!


プロフィール

入倉昭山

 1965年2月20日、宗家二世・入倉昭星の長男として剣詩舞の家系に生まれ、3歳から剣武を始める。
 剣詩舞にとどまらず活動の幅を広げ、和太鼓グループ“鼓刀舞鼓一座”を結成して自ら座長を務め、また甲流小鼓では“田中傳左武郎”を襲名している。
 1996年31歳、自流の創流90周年大会にて「宗家三世」を継承。現在に至るまで剣詩舞界に新たな風を吹かせ、数多くのコラボレーションを成功させている。

1987年 (財)群舞コンクール剣舞の部 優勝

1990年 (財)群舞コンクール詩舞の部 優勝

【出演・振付歴】

1984年 中国、南京公演

1996年 アメリカ、アトランタ公演

1997年 入倉昭山リサイタル
     「第一回 鼓刀舞伎会」

1998年 カーネギーホール公演

1998年 ベトナム、ホーチミン公演

1999年 入倉昭山リサイタル
     「第二回 鼓刀舞伎会」

2006年 ハワイ、ホノルル公演

2008年 中国、北京公演

     中国、広州公演

2011年 台湾、台北公演

2013年 アメリカ、グアム公演

2015年 ロサンゼルス公演

2015年 ジャカルタ公演

2017年 和楽器バンド大新年会
    《雪ノ宴/桜ノ宴》剣舞振付

     まつりinハワイ参加

     アメリカ、シカゴ公演

     日本武道館、英哲風雲の会
     コラボレーション振付

2018年 和楽器バンド大新年会
    《明日への航海》剣舞振付

     和楽器サミット2018出演

     日本武道館、華風月EX
     コラボレーション振付出演

2019年 和楽器バンド新年会
     《竜宮乃扉》剣舞振付

…その他多数


剣詩舞について

剣詩舞は「剣舞」「詩舞」という二種類の舞踊からなる、日本の伝統芸能です。どちらも詩吟(吟詠)に合わせて舞うことから「吟剣詩舞道」とも呼ばれています。

剣詩舞は武士が興した芸能であり、古武道の型を尊重した”武人の舞踊”としての面と、詩の心を表現する”舞台芸術”としての面を持っています。まさに武道と芸能が融合した芸道であると言えるでしょう。

剣武(剣舞)

剣武は、刀と扇を用いて詩吟に合わせて舞う舞踊です。壮心流では「相手を殺すつもりで演舞をする」という意味合いから、初代入倉昭星により”剣武”と称されました。

剣舞の発祥は、明治六年に剣術家・榊原健吉が始めた大衆向けの剣術試合(撃剣興行)の余興であったと言われています。武士が始めた芸能であるため、衣装の多くは紋付と袴といった和装で、武士道の精神や気迫、格調を備えています。

また、演舞には模造刀(居合刀)と呼ばれる重量のある刀を用いるため、居合道における刀法や礼法の影響も受けています。


詩舞

詩舞は、刀を使わず扇を持ち道具とした舞踊です。剣舞同様に詩吟に合わせての舞踊ですが、漢詩だけでなく和歌や新体詩といった詩なども幅広く用いられています。

詩舞の始まりは、当時女性が刀を扱うのは相応しくないという意見があり、刀を扇に持ち替えたことからでした。しかし現代では剣舞、詩舞のどちらも性別に関わらず自由に舞われています。

衣装は主に紋付と袴を着用し、舞扇を刀や笛、風景などに見立てて心情を表します。時に抽象的に、時に具体的に詩の心を表現できるのは、詩舞ならではの特徴です。

剣詩舞についてもっと詳しく知りたい方は、稽古場の見学や公演のご鑑賞にお越しくださいませ。
また、㈶日本吟剣詩舞振興会が公式HPも設けておりますので、そちらの方もぜひご覧ください。


壮心流について

日本壮心流は初代入倉昭星によって明治38年に開かれ、今年で創流から114周年を迎える剣詩舞の流派です。愛知県豊橋市に本部を構え、愛知・静岡・岐阜、そして東京や茨城、九州にも支部を置いています。

流祖である初代宗家 入倉昭星は山梨生まれ。横須賀の大道芸で観た剣舞に「これぞ我が道なり」と運命を感じ、独学で研究し流派を開いたと言われています。

二代目は剣舞に加えて居合と詩舞を取り入れ、当時三十人ほどだった門弟を二千人ほどまで広げ隆盛へと導きました。また、その親しみやすい人柄で多くの流派との交流を深め、剣詩舞の普及発展に今なお貢献しています。

宗家三世である入倉昭山は、平成八年の創流九十周年大会で宗家を継承。壮心流剣舞の基礎を改めて見直し、現在は剣詩舞界の第一線で活躍しています。芝居や和太鼓を始め、斬新なアイデアや振付を取り入れた舞台演出は評判で、これまでに数多くの成果を収めています。


日本壮心流 昭武舘総本部
〒440-0831
 愛知県豊橋市西岩田5-8-5
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